NorGold  (Norton Gold Star)
BSA、Norton、Triumphと当時の英国を代表するメーカーで組まれています。

悪く言うと寄せ集めですか、笑

使われているパーツもLUCAS、AMALl、SMITHSです。

各部にレアパーツが使用されていますね。

John Tickle Coでかなり気合を入れて組まれたようです。

各メーカーの良いトコ取りは難しいのですが、其々が主張しながらバランス良く収まっています。
私の理想を具現化したサイドビューです。

フレームはノートン フェザーベットのワイドラインです。

フレームに刻印されたモデルを表すNO.は122です。

Norton Dominator 88に使用されたフレームですね。

フロントフォークはフェザーベットフレームと共に賞賛されたロードホルダーフォークです。
エンジンはお気に入りの1955年製のBSA ゴールドスターDB34です。

データから判断しますとDB34エンジンの極初期の65台目のようです。

シリンダ、ヘッドともアルミ製です。

インスペクションカバーにもフィン付きタイプが使われています。

このカバーを使用されているのB34エンジンは見たことがありません。

エキパイは差込式です。
ミッションは1UP 3Dounの4速のNortonが使用されています。

AMC1のようです。

AMCのギアボックスは当時ビルダーに好んで使用されました。

刻印はN14502 Nはノートンを表します、Mはマチレスでしたね。

ミッションとしてはティックルの5,6速も有ります。

トライアンフが製造権を買い取ったクワイフの5速ギアボックスは垂涎の逸品ですね。
ミッション外部に 1 N 2 3 4 と一体成型のプレートにインジケータが刻印されています。

ギアポジションによりペダルの位置が変わります。

ゴールドスターのミッションは4種類から選択できました。

RR(クロス)、TR(トライアル)、SC(スクランブラー)、そしてSTD(スタンダード)です。
ハンドルレバーはAMAL GPレバーが使用されています。

手動進角レバーもAMALですね。

デコンプはありません。
トライアンフTigerのプライマリーカバーが取り付けられています。

コンパクトでかっこいいですね。

乾式ベルトに交換する気が起きません。

しかし好く付けた物ですね!
フロート別体AMAL GPキャブ ファンネル付きの 1 5/16のT10GPキャブが付いています。

アイドリング機能はありません。

田舎ですから大丈夫です!?

4000rpm辺りからの吹け上がりにはチョッとビビリますが快感です!
メーターはスピード、タコ共にSmithsクロノメトリックが付いています。

クロノの動きは独特です。

クロノメトリックメーターはマイル表示 です。

ヘッドライトハウジングに LUCAS S700P の刻印があります。

レンズはWIPAC MADE IN ENGLANDですね。

アンメーターもLUCASが使われています。
トップブリッジにはJOHN TICKLEの銘版が付いています。

JOHN TICKLE Co

Present by John Tickle

John Tickle (Manx Motorcycles)

パーツビルダーとして世界的にメジャーな方ですね。

JOHN TICKLEのレプリカもありますから・・・・・・
ライトステーにも同じ刻印があります。

溶接のビートがとても綺麗です。
足回りはフロントフォークを含めてノートンです。

19インチのアルミHリムにはEngland DUNLOPが入っています。

Fブレーキパネルはジョン・ティックル自身が設計したヴェロセット用の2リーディングです。

この形状のハブはブラムフィールド製でしょうか?

エアスクープがソソりますが雨の中では効きません。

雨天には乗りませんから大丈夫・・・・・・・

タイヤはTT100GP 3.6-19 Made in Englandを履いています。
リアもノートンのスイングアームが入っています。

19インチのアルミHリムにはBORRANIが使われています。

チェーンカバーはステンレス製ですね。

タイヤはTT100GP 4.1-19 Made in Englandを履いています。
マフラーはCAMPBELLS REPLACEMENTですか。

クラブマンタイプはお気に入りです。

テールはLUCASのオリジナルのようです。

リアフェンダーはアルミです。

スピードメーターはリアから取っています。
オイルタンクと一体化されたバッテリー搭載です。
ダイナモはLUCASの6V です。

ダイナモは、12VのACGに置き換えの予定です。
レギュレーターはLUCAS RB108が付いています。

ちなみに+アースです。
シートはノートンマンクスタイプが付いています。
ガソリンタンクはリタのアルミ製です。

お約束のエノットキャップが付いています。
タンクの固定はベルトをパッチン錠で締めるだけ。

シートの間の黒い丸ゴムはオイルキャップです。

このキャップは2インチのエノットキャップに置換えましょう。
オイルパンにもフィンがしっかり入っていますね。

フレームの逃げ加工の状態が良く解かります。

本来のフェザーベットフレームのアンダーフレームは上側に見えるストレートです。

この加工が必要な為にBSAエンジンを積むのは大変なんです。

トライアンフエンジンを載せる場合にはこの加工は不要です。

現状確認


OHV単気筒のエンジンはBSAゴールドスターB34が最高だと思っています.

フレームはNortonのフェザーベットが最良だと思っています。

NorGoldと成るのは必然です。

メーターはクロノメトリックで無ければいけません。

キャブはアマルGPでなければ許せません。

そして、フレームの赤は絶対に譲れません!

只の思い込み・・・・・

良いのです、乗るのは私ですから!!