Meguro S7 No.1
メグロはドライサンプ方式ですからオイルタンクが外付けです。

カスタムした雰囲気に合わせてオイルタンクを作りましょう。

オイルタンクの製作
このスペースに乗せる予定です。

現在付いている物はベースにする為にt3.2mmのアルミプレートを板金加工してあります。


オイルタンクキャップ

A5056を加工してあります。

ネジ切りもバッチリです。

加工したのはもう3年近く前です。

アルミですから放置してあっても大丈夫ですね。

空気用の穴を開けていますが、良く考えれば要りませんね。

構想は変わっていませんが、当時何か考えがあったのでしょうね。

思い出せません、歳ですから。

今回はこちらを使用しましょう。

やっと陽の目を見れそうです!


オイルタンクキャップ?

A5056を加工してあります。

同じく3年ほど前ですね。

何の目的でつくったのでしょうか、思い出せません。

ひと廻り大きく作ってあります、ガソリンタンクにも使えそう。


ワンウエイのバンジョーボルトは最近製作したものを使います。

オイルポンプがトリコロイドなら不要ですがギアポンプですから。

オリジナルと同様にスチールボールとスプリングですね。
バンジョーが違う為に、既存のバンジョーボルトが使えませんので、クランク側のバンジョーボルトも新たに作りました。

左上がクランクへのIN用、右下がオイルポンプのOUT用です。

位置的にバンジョーが重なってしまう為、OUT用を10mmオフセットさせました。

中央部分が長いのはその為です。

この後、アルマイト処理します。
加工したバンジョーボルト類のゴールドのアルマイト処理です。

中央のカラーはバンジョーのオフセット用です。

ワンウエイ用のスプリングレート調整用のジュラルミンの8mmはあえてメッキ無しです。

オイルラインの取り出し口用、ドレンボルト用です。

A5056からの加工です。
オイルの戻りの目視確認に、キャップ辺りに導かなければいけません。

専用に作ったオイルタンク側のオイル戻り用のネジ付きタケノコ。

パイプを差し込んでも良かったのですが・・・・

オイルタンク内のパイプの保持に自信がありませんでしたので、バンジョーボルトの受けネジ兼用の一体型としました。
オイルテンプメーターのセンサーを取り付ける為のアダプター用です。
オイルラインは#6で配管しましょう。

オイルクーラーを付けていますからオイルの戻りは心配です、太すぎ!?
バンジョーはこれを使用します。

プロトから入れました。

無いものは作りますが、製作するより遥かに安いですから。

何故か業販扱いなんですね。
ドレンボルトは市販のマグネット入りを使用することにしましょう。
オイルの温度監視用にテンプメーターも付ける事にしました。

長いこと陽の目を見ないでいますから。

7,8年前にガレージセールで新品を買った?

カワサキ用の取り付けアダプタをオマケに貰った?微かな記憶が・・・・
t1.6mmのアルミプレート、緑のは保護シートです。

これを板金加工しましょう。

FRPも考えましたが、オイルの冷却を考えればアルミで作ったほうが有利ですから。
バンドソーで切り分けしました。

シャーリングすれば簡単ですが・・・・
曲加工です。

ホーザンの板金折曲機を使いました。

幅が150mmのt1.6mmのアルミプレートですから大きな力は必要としません。

力の無い私でも大丈夫です。

作業台にクランプした方が楽ですが、曲加工は2枚だけでしたから手抜きです。
4枚でBOXにTIG溶接します。

結局、t3.2のベースになるアルミ板も製作しました。

簡単に曲げられませんので、幅1500mmまで加工できるプロ用の油圧機械ベンダーを使用しました。

斜めのラインはリアフェンダーの逃げの角度です。

バンジョー用の穴加工はこの後です。

先に穴加工したほうが楽なのですが、穴がありますと曲げ加工時に歪みが出ることがあります。
アルミのTIG溶接も終わりオイルタンクが形になりました。

取り付けステー一体型です。
裏返したところです。

上側に見えるのがオイル交換用のドレンボルト用。

手前側はオイルのIN、OUT用。
オイル給油口

全容量3..2L、実際にはoil戻りパイプの下までですから2.7Lです。
オイルテンプメーター用のセンサー取付部

このポイントは暫定です、オイルクーラーからの戻り温度ですからね。

エンジン下ろす予定がありますから、クランク室下部にセンサー取付部を加工しましょう。
オイルタンクキャップから覗きますと、オイルの戻りの確認用のパイプが見えます。

強制的にヘッドにオイルを送るのに、このパイプを指で押さえるとか!?

旧いメグロ乗りからの秘儀の伝授です。
車体への取り付け状態です。

オイルラインも完成しました。

やっと満足にエンジンを掛けて見ることができそうです。

製作したワンウエイバルブの状況もチェックできます。
オイルタンク用のオイルドレンボルトです。
オイルテンプメーターのセンサーの取付も完了です。
オイルクーラーに誘い水ならぬ誘いオイルを予め投入します。

オイルガンで行ないますと簡単です。
オイルラインをセットします。

ホース内にもオイルを充填しての取り付けです。

オイルポンプからのオイルラインは上側に接続しています。

オイルクーラー内を押し上げるパワーがギアポンプに有るとも思えませんでしたので。
クランク室側のバンジョー付近。
2005 9/30
エンジンを始動し確認致しました。
ワンウエイバンジョーは十分機能しておりました、一先ずは安心です。
オイルポンプも高い位置にあるオイルクーラーまで圧送するパワーは十分にあることが解かりました。
#6のオイルラインでOKです。