Meguro J8
ウインカetc欠品の補修取付
田舎ですので手信号です。

ウインカを取り付けましょう、都会にも行かれるように・・・・・・・

欠品箇所も合わせて補修しましょう!
フロントウインカの取付部には残骸すらありません。

態々取り外したようですね。

左側の突き出た錆色の棒状の物体は破損したメーターケーブルです。

これも何とかしませんといけませんね。
リアフェンダーの左側です。

右側の穴が本来ウインカが取り付いている位置です。

左側にも大きな穴が開いています。

半月状のチェーンリアカバーは欠品です。

錆びたチェーンは#4525が使用されています、スプロケットも錆々ですね。

リアホイールはスポーク張替えで外しています。
リアフェンダーの右側です。

こちらにも大きな穴があります。

ウインカ取付部は板金をボルト留めして穴を塞いであります。

フェンダーに穴あけして何か大きな荷台でも取り付けていたのでしょうかね。
リアフェンダーは友人に程度の良いS8用を頂きました。

苦手な板金仕事、チョッと楽をしました。

ウインカの残骸はオマケです!?
メグロS7用なら在庫に有るのですが・・・・・・・・・・・

J8/S8とS7はリア側のフレーム形状が大きく異なります。

駄目もとでS7用リアフェンダーとの比較です。

形状は似ていますが各所で異なります。
右側 J8/S8

左側 S7

S7のリアフェンダーは後側が5cm程長く出来ています。

因みに、フロントフェンダーもS7の方が長いです。
車体への取付ステーの位置にも違いが有ります。

リアフレーム部変更に伴いバッテリー位置を下げ逃がしも含めて合わせてあるようです。

フェンダーに開いたフレームへの取付穴の位置も勿論違います。

S7は全長に渡ってカマボコ形状で中央にリブが入っています。

J8/S8は取付ステー上側で中央のリブが終わり、下側はフラットです。

互換性はありません。
欠品の半月状のチェーンリアカバーは在庫のS7用を改造しましょう。

寸法的には同一です。

J8/S8とS7ではチェーンのアジャスト方式が違います。

チェーンリアカバーのアジャスター勘合部の切欠きの大きさが異なっています。

苦手な薄物の溶接、板金にて修正予定です。
J8/S8とS7のスイングアームはチェーンアジャスタ以外も違いがあります。

リアサスペンション、スイングアームの逃げ加工等の違いで互換性はありません。

写真上がメグロS7用、下はメグロSG用のフルチェーンカバーです。

J8/S8の形状はSG用と同じですがスプロケット丁数の違いから大きさが異なります。
ウインカは一から製作しますと大変です。

オリジナルには拘りませんので組立て方式のレプリカ品を使用しましょう。

レプリカのレンズ(写真上)は色が鮮やか過ぎです。

やれた雰囲気のレンズは補修用として頂きました。
端子圧着とネジ留めで接点部を製作しベースにカシメて完了です。

ネジにはネジロックを塗布しておきました。

本来は半田付けとリベットで製作するような仕様に成っています。

久しぶりにプラモデル感覚を味わいました。

まあ、レストアも実物大のメタルモデルですが、笑
取り付け完了です。

やれたレンズを使用しましたが・・・・綺麗過ぎです。

廻りから浮いていますが安全には代えられません。

メグロアーガスJ8のウインカはジュニアS8、キャディットCAと共通です。
左側が取り外したナンバープレートの取り付け台です。

下端の爪が破損して有りません。

フェンダーへの取り付け部も破損して無くなっています。

テールレンズもネジの部分で割れていますね。

何処かに有った筈、忘れるくらい昔にガレージセールで購入した物を探し出しました。

この際、テールレンズと共にそっくり交換です。

テールレンズパッキンはレプリカ品です。
何故かリアキャリアの外されたメグロを多数見かけます。

例に漏れずこのアーガスJ8も外された状態です。

これも以前に頂いた同じ雰囲気の在庫が有りますので付けておきましょう。

不思議にタンディムステップも外されているメグロも多いですね。

不都合は有りませんが、これも在庫で補いましょう。
リアフェンダーはそっくり交換です。

テールレンズ、ウインカも取り付け完了です。

リアキャリアも一緒に付けてしまいましょう。
メインキーも欠品です。

本体は付いていますがキーが有りません。

メグロの大多数に使用されている#55ならレプリカを入手できますが#33が付いています。

少数のメグロには#88が見られますが、#33は???

キーアッシーで交換です。

少数派の#88を使用しましょう、スペアキーも在庫に有りますので。
チェーンカバーが無かった為に錆々に成ってしまったチェーンは交換しましょう。

ジョイントとセットで新品のストックが有ります。

チェーンは使用されていた型式と同じES#4525です。

因みに#429と同等です。

現在では#4525、#429共に現行規格から廃止されておりますので入手は難しいでしょう。
ドリブンスプロケットは程度の良いストック品と交換です。

赤茶けて見えるのは錆でなく保管中に変色したグリスです。

チェーンが写っていませんがチェーンカバーの上に仮止めしています。

チェーン交換では、チェーンを単独で引き抜いてはいけません、別体ミッション車、フルチェーンカバー車は特に。

交換用チェーンとジョイントして送り込んで交換します。

単純に引き抜いてしまいますと最悪プライマリ、クラッチ等のバラシが必要と成るなど面倒な事に成ってしまいます。
クラッチレバーも欠品です。

付けない訳にはいきません。

ウインカスイッチはメグロキャディットCAと同じタイプが付いていました。

只の飾り、配線はありませんでした。

ウインカは全て外されて一つも有りませんでしたので不要だったのでしょう。

サイズ的に合いませんのでウインカの配線をするのに合わせ在庫の純正品と交換しました。
残念ながらクラッチレバーの在庫が有りません。

有るのはフロントブレーキレバーアッシーです。

レバーのケーブル用の切り欠きが反対に成りますが取り合えず使っておきましょう。

気に成るようでしたら何時の日か溶接で埋め戻し裏側にスリット加工でもしましょう!?

配線されているワイヤーはセル釦用です。
ガソリンタンクキャップもメッキはボロボロです。

タンクは灯油でチェックしましたが漏れは有りませんので取り敢えずこのままです。

外観に似合わず内部に錆は見当たりません、ラッキー!
チョット気に成る所が。

プライマリーカバーに接着剤で補修したような跡が有ります。

転倒してステップバーでクラックでも入ったのでしょう。

開けて見ましょう。
当り〜

アルミのTIGで修正すれば特に問題はありません。

衝撃はカバーの破損で吸収されたようです。

本体側始め、他の部分には影響は無さそうですね。
しかし、綺麗ですね〜、錆一つ有りません!

錆々の外観からは想像できない状態です、ナットすら外したことが無さそうです。

問題は別に有りました。

プライマリーチェーンのローラーが数個破損しています。

メグロ他車でも時々見かけます。

一般的な420サイズですから強化タイプに交換しましょう。

本格的に乗るときにでも・・・・・・


大した事もせずに楽をして済ませてしまいました。

在庫整理とばかりに交換だけ、レストアでなくリペアと云う事で・・・・・


乗り出す為の大きな問題はクリアーしました。

気も済みましたので暫く放置かな!?