東昌エコー
1958 東昌エコー  50cc
続く,まだですが


ボロボロの状態で我が家にやって来ました。

水平対向のジュノウのエンジンを探していたときに、某マルナカオートさんの倉庫で瀕死のこいつを発見、その姿に痛く感激して譲り受けました。

原型を留めており、いい感じです。

写真は、何故か綺麗に写りますね!?
放置しているうちにもっとボロボロに・・・・・・
タンクエンブレム

シンプルですね。
レストアの内容はまたUPします。








レストアも終わり、我が家の周りで試運転。

調子に乗って、街中まで下ってしまいました、我が家は山の手、帰りは最高でした?

登りません、道をいく歩行者に抜かれました。

本当です、全く登りません、その方に抜かれざま、振り向かれました・・・・汗、汗・・・

意地でも下りません、徒歩より遅いそのスピードでなんとか登りきった エコー  最高です。
我が家、とんでもない坂ではないですよ、せいぜい10度くらい、あ・・・

DATAによれば 登坂能力 9度でした。

平坦地直線なら、メーター読みで45km出てました、300mくらいの助走?が要りますが。

信号が苦手です。



足で地面を蹴って助けてあげないとまともに動き出しません。

危ないので、踏み切りは押して渡ります!。

幼稚園児に指をさされながら乗り回しました。

遅いんです、本当に。

音だけで、なかなか来ないバイクに人は振り向いて迎えてくれます。

目の前を何時まで立っても通り過ぎないバイクを暖かく見守ってくれています、気のせいだとは思いますが。

我が家にやって来たときの、東昌エコーです。

エコーは、トーハツ(東京発動機製作所)と昌和製作所が共同出資して起こした東昌自動車工業のもので、2年間ほどしか作られなかったようです。
フロントサスはアールズフォーク、キックではなく、リコイルスターターです。
草刈り機、チェーンソーとかの、あの紐を引いて掛けるタイプです。

マイナーなモペットバイクです。

その2サイクルエンジンはDATAでいきますと、 2.5馬力/5500rpmです。
最高速度は、55km 登坂能力 9度 なんてDATAもありました。