Custom made
珍しく図面を起こしての加工です、いつもはマンガ、ポンチ絵程度ですから。

公差はあいも変わらず頭の中ですから加工中は結構真剣、夢中です。

途中で気がつき、写真は最後の方だけです。

加工が終わったパーツの確認を兼ねて組み立てて見ます。

簡単に作りましたが、一応気合は入っています。

パーツ
加工の済んだパーツを簡単に組んで勘合を見ます。

ネジを入れていませんがガイドの加工の成果?、簡単です。

白アルマイト処理です。
オイルリングの溝。

チョッと計算ミス?、クランクケースへの挿入がキツすぎます。

Oリングの勘合は結構難しいです。


回転軸
S45Cの高周波焼入れの回転軸

キー溝もバッチリ仕上がりました。

M12のネジもいい感じです。

無電解のニッケルメッキを掛けてあります。

ステンレスを加工したほうが良かったですかね。
フランジ1
クランクカバーへの挿入側

ベアリング及びオイルシールが挿入されます。

見にくいですがオイルリングの溝が加工してあります。
軸カバー側
軸カバー
両端同加工

肉厚はもう少し薄くても大丈夫なのですがね。

よほど内径を段付加工で肉抜きしようとも思いましたが・・・・・・・・・・・・・・

ジェネレータ本体のオイルリング部のツバとカップリングケースの取り付けボルトの頭との干渉を逃げた位置からの割り出し寸法です。

追い込めてもあと1mm程度、径で2mmですからいいでしょう。

これならバンドを幾ら締めても変形しませんね、笑。
フランジ2
軸カバー側

ベアリングが挿入されます。

途中で軸径を変更したのを忘れ、アルマイト加工をしてしまいました。

こちら側のベアリングを6002に変更です、当然、追加工です。

最初から精度を出す為にメッキで太った分、追加工することもありますから良いことにしましょう。

アルマイトはメッキ厚をコントロールできますので計算してあったのに残念?ですね。

アルマイト処理のメッキ厚は処理業者により違いが出ますね、指定しなければ。

母材側に20μm食い込み、外側に20μm、計40μmの膜厚が一般的です
カップリング側

座繰りが軸ケースへの取り付けネジ用

M6はカップリングケースからの受けネジ用
カップリングケース
軸ケース側
ジェネレータ側

座繰りが軸ケースへの取り付けネジ用

M6はジェネレータプレートの受けネジ用
ジェネレター取り付けプレート
両側、同じ加工をしています。

径と深さが違いますが。

ジェネレータの取り付け穴と外形をこの後フライスにて加工します。

加工後、アルマイト処理の予定です。

ゲージ
ジェネレータプレートの加工のために、腰下のクランクの形状をこれで写し取ります。

ニードルが一列に並んだものですね。

一旦、平行になるようにニードルを揃えて、対象へ押し付けます。

写真は、クランクのRの形状を写し取ったところです。

最後は違うカットになってしまいましたが!?
加工風景
板厚が30mmありますのでプラズマではうまくカットできません。

バンドソーで大雑把?にカットします。

糸鋸、ジグソー等と違い、刃が一方方向にしか回転しませんのでワークがバタつきません。

ジェネレータフランジの追加工

やっぱり?計算ミスがあり、クランクケースのナットの逃げ加工しています。

ジェネレータの取付側

バンドソーでカットしそこなった?ので余計に複雑な形です。

図面を起こす気になりません?!
裏側は削りに削ってあります。

アルマイト処理がしてあります。

次回は構造を変えてフラットの予定?
フランジの追加工

一度チャックを外すと、芯出しが大変ですね。
取り付けスペーサー
ジェネレータ取り付けプレートの上側のスペーサです。

ホーン取り付けネジの部分に使用する一体式スペーサです。

ジェネレータプレートを切り落とした端材のA5056を加工しました。

9mmの馬鹿穴です。

計算で出してありますが個体差を考慮して、高さを1mm変えて2種類作りました。

アルマイト処理です。
ジェネレータ取り付けプレートの下側のスペーサ兼用の高ナットです。

S45Cの丸棒を加工します。

M8−P1.25タップを立ててあります。

13mmのレンチ用にフライスでナット形状に加工しています。

表面処理はユニクロメッキです。

計算で出してありますが個体差を考慮して、高さを1mm変えて2種類作りました。

違ったら、あとは平ワッシャで調整?。
W1 サイドカー用ACGの加工